樋口一葉作品を手掛けて27年

主な公演予定

 

8月6日(火)

「奥山眞佐子講演会」

 

私の故郷、甲府にアメリカ軍爆撃機B-29が飛んできて、焼夷弾を落としたのは7月6日の夜から7日の未明。この時、私の叔母は19歳の命を奪われました。翌月の8月6日には広島に原爆が落とされ、9日には長崎にも原爆が落とされました。このことを踏まえて、サーロ節子氏のノーベル平和賞授賞式での演説の抜粋、 子どもたちの詩、樋口一葉の日記などの朗読を組みあわせて、私がなぜ「権利の上に眠るな 普選、婦選、そして18歳」を執筆したかを、お話をお話させていただきます。

 

日時:8月6日(火)午前7時~8時

場所:春光堂書店(甲府市中央1-4-4)  TEL 055-233-2334

参加費(会場費):
大人:500円/大学生:300円/高校生:200円/
中学生:100円/小学生以下:無料

 

アフター得々三文会

日時:8月6日(火)午前8時~9時30分

場所:TO-CHI(春光堂書店のとなり)

参加費(会場費):大人:500円/中高大学生:100円/小学生以下:無料

主催:得々三文会

 
 

8月24日(土)

「奥山眞佐子朗読ワークショップ⑦」

 

毎年、ご好評をいただいて7回目となります今回の甲府市教育委員会主催のワークショップは、「より多くの時間を!」との御要望を受け、2時間枠となりました。これまで同様、軽いウォーミングアップの後、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の群読指導をさせていただきます。

 

日時:8月24日(土)午後1時30分~3時30分

会場:甲府市役所1階市民活動室

定員:30名

参加費:無料

お申し込み:8月8日(木)午前9時から受付(先着順)

お申し込み・お問合せ:
055-223-7323 甲府市教育委員会 生涯学習課 芸術係

 
 

10月19日(土)

「三越劇場 樋口一葉の世界2024
 奥山眞佐子ひとり芝居 ~やみ夜~」

 

三越劇場連続14年目のひとり芝居は、一葉さん22歳の小説
〈衆議院選挙不正発覚の果てに・やみ夜〉をお楽しみいただきます。

 

日時:10月19日(土)午後3時開演

ご予約・前売り開始:8月19日(月)午前10時

ご予約・お問合せ:

三越劇場 0120-03-9354(午前 10 時~午後 6 時)

*お問合せ欄からもご予約いただけます。

原作:樋口一葉 / 脚本:英次ともゑ / 演出:鈴木龍男

生演奏:内藤眞代(箏)/ 松尾慧 (龍笛、能管、篠笛)

 

一場: 一葉役として、「たけくらべ」の舞台となる下谷龍泉寺の荒物・駄菓子店の売り上げ が伸びない悩み、小説が思うように書けない悩み、国政のあり方への疑問、怒り……店を閉める決心、そして丸山福山町に転居後、小説「やみ夜」を仕上げる迄。奇跡の14カ月と呼ばれる「大つごもり」執筆までを語ります。

 

二場:「やみ夜」の主人公〈お蘭〉の父親は、娘の婚約者として選んだ〈浪崎 漂〉に多くの資金をつぎ込んで海外遊学をさせ、衆議院選挙運動の手助けをします。これによって〈浪崎 漂〉は、衆議院に美男の年少議員と名をときめかせます。が、父親は、選挙違反の罪を一身に背負って自殺。残された〈お蘭〉に〈浪崎〉は、「全て時世と諦めたまえ。なれど、心は変わらない。君を思っている」とささやきくのです。この言葉を信じて8年目、〈お蘭〉の前に青年〈直次郎〉が現れたのです。

 

 
 

過去の公演

3月25日(土)常泉寺(甲州市塩山)

「一葉さんのお誕生を祝う会in 常泉寺」
~ 箏の生演奏と共に樋口一葉の世界を ~

 

今年で8年目を迎えました「お誕生を祝う会」もご本堂いっぱいの皆様にお集まりいただき一葉さんの小説をお楽しみいただきました。